素晴らしき世界、その後

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愛が感じられない

風邪をひいた。

今日はもともと仕事が休みだったから、朝からずっと寝込んでいた。
こんなに寝たの何年ぶりだろ?ってくらい。


それにしても、
病気の時って、気持ちが弱くなる。
誰かに側にいて欲しくなる。
別に何をして欲しいというわけではなく、いてくれるだけで安心する。
「大丈夫か?」「具合はどう?」
そんな優しい言葉ひとつかけてくれたら、それでいい。。


でも。


午前0時を回ったってのに、うちのバカ相方はまだ帰って来ない。
仕事が終わって、またゲイバーに飲みに行ってるそうだ。
僕が風邪で倒れてるって知ってて。


愛が感じられない。

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フランケン

ひとつ前の記事を書きながら、真剣なことを考えてたら、
となりのリビングから「ふんがぁ!」ってでかい声が。

ドアを開けてみると、彼氏がエキスパンダーやってる。

それにしても、「ふんがぁ!」って、、。
オマエは怪物くんのフランケンかぁ!

(ふんがぁ、ふんがぁ、ふらんけん♪)

枷(かせ)

昨日、初めて聞かされた事実。

僕はいっさい聞いていなかったのだが、
ここ数年で海外の仕事の誘いが何件かあったそうなのだ。

僕が知ってるのは、最初の韓国行きの話だけ。

あのときは、僕は「俺は行かないで欲しい」と引き留めた。
最後は彼氏が決める話だけど、僕は行って欲しくない、と。
それでも彼氏は「行く」と言った。
僕は彼氏の前で号泣した。
結局、彼氏の手続きミスで行けなかったんだけど。

その後。

彼氏は、「引き抜き」をずっと断り続けてきたらしい。
周りからも「せっかくのチャンスなのに、もったいない。どうして行かないの?」みたいなことを、言われてるそうだ。

理由は僕。
あのとき、泣いて引き留めたから。


それで、後輩からもどんどん追い抜かれて、
日本での就職もうまくいかずに焦ったり、不安になったり、苦しくなったり。
それで、酒に逃げたり。

「だから、今度の札幌の件がもし決ったら、行かせて欲しい」
昨日、そう言われた。それで、
「もう俺ら、離れて暮らすなんてでけへんから、もし本当に決ったら、ついてきて欲しい」
今度は「茶化し」や「照れ」などなく、真剣な顔で。

そっか。

僕が知らなかっただけで、僕は彼氏の成長を阻害する枷(かせ)になってしまってたのか。

そのことが、苦しくてたまらない。

プロポーズ

今度は札幌の仕事に応募するそうだ。

「たぶん落ちるだろうけど、せっかく募集してるんだから、ダメ元で出してみるよ」

どうして、彼氏がやってる分野って、遠いところばかり募集してるんだろう。
関西で募集があってもよさそうなものなのに。
あるのは海外や日本のすみっこの遠距離ばかり。

そして、こんな話が出るたびに、僕は複雑な気持ちになる。


今日、ふたりでラーメン屋で一杯やった。
そしたら、ビール片手に、そんな話になって。


彼:「もしそうなったら、お前、会社辞めないといけないな」
僕:「え?」
彼:「ついてくるやろ?しゃあないから、俺が一生面倒みてやらぁ」
(↑ちょっと照れ気味に)


こんなこと言われたことなかったから、唖然としてしまった。

そんなに悲しい顔してたのかな?
意識的に、明るく振舞ってたはずなのに。
それで、気を効かせてくれたのだろう。

でも、嘘でもそんなこと言ってくれて嬉しかった。
フツーの男女のカップルなら、これは紛れもなくプロポーズなわけで。

仕事も何もかも捨てて、札幌に行くのも悪くないな。
すこしだけそんな妄想をしながら、この記事を書いている。

俺たちがその先駆者になればいい

昔むかし。

『-Life-』って小説を書いて、ゲイ雑誌に載ったことがある。
その頃から小説やシナリオを書いていて、遊び半分で応募したら賞をもらってしまったのだ。
(もともと僕はドラマのシナリオライターになりたいという夢がある)


お互い浮気を繰り返すカップルが、それでも相手の大切さを悟り、
パートナーシップをしっかりと築いていくという話。結局、浮気は繰り返すのだが。

その話のクライマックスで、将来に不安を抱く主人公がこんなことを言う。
「歳をとって、それでもずっとラブラブのゲイカップルなんてみたことないよ」
すると、それに対して相手が言う。
「なら、俺たちがその先駆者になればいいじゃん」



実はこの会話、昔の僕と彼氏の会話、そのまんま。

悲しいことに、僕たちは「こんなふうになりたい」という先輩カップルに出会う事ができなかった。
探せば日本中にいっぱいいるのだろうが、たまたま出会う事ができなかった。

だから、この小説を書いた当時の僕は、自分たちがどう進めばよいかわからなかった。
そして、今も、あまりわかっていない。

うまく方向性をつかめずにいる。


それでも、右往左往しながら、
前に進んでいくしかないと思っている。

そして、数十年後。
僕たちが白髪のおじいさんになった頃。

その頃の若い人たちが、僕らを見て、「あんなふうになりたい」と思ってもらえるように、
当時の彼氏が言ったように、「僕らが誰かの先駆者になりたい」と、
そんなことを本気で考えている今日この頃。


大吟醸

ゲイにとってバレンタインって困る。

基本的に女の子のお祭りだし、乗っかっていいものかどうか。
女の子と一緒になって、デパ地下のチョコ売場に並ぶのも考えものだ。


去年は確か、『きのこの山』を買ったような気がする。
それで、「オマエのチ●●みたいや~」ってはしゃいでたような…

そして、今年はというと、
このところの倦怠ムードを吹き飛ばすべく、頑張った。

なんと、大吟醸!

しかも阪急でしか売ってない限定品。
陳列されてる中で、一番高いヤツ買ってしまった。


彼氏が日本酒好きだというのもある。だけど、これを選んだ一番理由は、
「外で飲み歩くのはもうやめて、家で一緒に飲もうよ」という、僕の強いメッセージ。
ちゃんと伝わるといいのだけれど。


彼氏はビックリして、言う。
「10周年の記念日にふたりで飲もう。俺がこの酒に見合う料理を作るから」

そうだ。もうすぐ10周年の記念日だ。
4月12日。あと2ヶ月。
それまでこの酒が残ってるかどうか、わかったものではないが。

daiginjou.jpg

いちごを買いに

昨日、彼氏が突然、熱を出した。

僕が仕事から帰ると、汗だくで苦しそうに眠っている。

僕;「コンビニ行くけど、何かいる?」
彼;「果物。イチゴとか欲しい」
僕;「コンビニにイチゴは売ってへんよ」
彼;「うぅ、、。死にそう、、。」


それで、夜中の11時に、自転車を走らせて、隣町のスーパーまで。

僕らの住んでる町は、24時間やってるスーパーってない。
だから。寒い中、大通りをえんやこら、えんやこら。


で、ちょっと休憩に、夜の街の風景を写真に撮ってみた。

港に近いので、夜でもトラックは走ってるんだけど、人は誰ひとりいない。
まるでゴーストタウンだ。

でも、オレンジの光ってきれいですね。


ppppppppppoooooo.jpg


春夏秋冬

恋愛は春夏秋冬と似てると思う。

浮き足立つ春がきて、熱く燃え上がる夏が過ぎ、
すこし物事が冷静に見える秋がきて、寒く身を凍らせる冬がくる。

恋愛に限らず、物事はすべてこういうサイクルで動いてるのかもしれない。


日曜日、ふたりで久しぶりにビリヤードをした。

ビリヤード。
僕らが学生で、時間をもてあましてた頃、僕は毎晩のように彼氏の部屋に泊まりに行って、
でも、これといってすることもなくて、ふたりで近所のビリヤード場に通って、
夜な夜な玉突きをしていた。

出会った頃の懐かしい話。
春夏秋冬に例えると、『春』の頃になるだろうか。

ふと、今はどんな季節なのだろうと、
そんなことを考えた。

数日前の僕らは、確実に『冬』。それも真っ只中。
でも、今はもう、『冬』の峠は越えて、『春』に向かってるような気がする。

だって、ほら。
「9」の玉がポケットに入って、クルクルとバレリーナのように回転しながら喜ぶ彼氏も、
それを見て「遊び」だとわかりつつ機嫌が悪くなる負けず嫌いな僕も、
あの『春』の頃と僕らと同じだから。

冬が過ぎたらまた春がきて、夏がくる。

そんなふうに僕らは、同じコトを繰り返すのかもしれない。

電話

彼氏が実家に帰っている。
だから今夜はひとりきり。

最初は「せっかくだから」と、エロDVDを見たりしていたんだが、
それも見終わると、なんだか寂しくなってきて、彼氏に電話をしてしまった。

僕らは、電話というものをしない。
家に帰ったら顔を合わすし、用件はメールで済ますから。
昔、一緒に暮らすまでは、ほぼ毎日電話していたのだが、今ではその必要がなくなってしまった。

だから、最後に「おやすみ」って言い合うのが、懐かしくて、
付き合い始めた当時の気持ちをふと思い出した。

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