素晴らしき世界、その後

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ポリアンサ

彼氏とコーナンに行った。
花を買ってきた。

もう季節は「春」。
まだ寒いけれど、陽射しはもう冬のそれではない。

毎年、春から夏にかけて、我が家のベランダは足の踏み場もないくらい花盛りになる。

最初はふたりともガーデニングなどすこしも興味がなかった。
ただベランダが広い割には殺風景で。
ある日たまたま植物園に行った時に、おみやげに買った鉢植えがあまりにもきれいに育ち、
それ以来、春夏の年中行事になっている。


今日買ってきたのは、ロベリア。
数ヶ月後には薄い紫の小さな花がこんもりと咲き乱れるらしい。

あと、ナスタチューム(金蓮花)。
黄色い花が次から次と咲き乱れるらしい。

そして、おまけで買ったのが、ポリアンサ(写真)。
サクラソウ科の花だそうだ。
時期も終わりかけているためか『半額セール』の棚にあって、買う気はなかったのだが、
彼(彼女?)が僕に必死に「買ってくれ~」って訴えかけている気がして、
思わず買ってしまった。

今思うと、買って正解。
だって、赤と黄色のコントラストが超カッコイイ。



ベランダガーデニングを初めて、3年目になる。

ペットが飼えないマンションに住んでいる僕らは、
「今日はあの花が咲いた」「今日はあの花に液体肥料をやらなくちゃ」などと、
彼らの成長を話のネタに、今年も暮らして行こうと思っている。

poriansa.jpg

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WHAT A WONDERFUL WORLD

親戚の結婚式に出ると、寂しい気持ちになる。
親や親戚に「次はおまえの番」などと話をされるとなおさら。
「まだ独身を楽しんでいたいから」と笑ってごまかすのが、すこしつらい。

ゲイとして生きていくと決めた時から、そんなことは覚悟の上なのに。
それなのにふと、「男と女というだけで、こんなにも、人に祝福してもらえるのだな」と、
羨ましく思ってみたり。

この先、僕は一生、友人に祝福されることはないだろう。
親に孫の顔を見せることも、一生一緒に生きていく人を紹介することもないのだろう。
ただひっそりと、自分たちだけの世界の中だけで生きていくしかない。

結婚式の後は、いつだって、そんなことを考えてブルーになる。



家に帰ってきたら、彼氏がいつものように酒を飲んでスルメイカを囓っていた。

僕;「ったく、部屋中がイカ臭いねん!」

家の中には、「日常」があって、僕にとっては居心地のいい「僕らだけの世界」がある。
上を望んだらキリがない。そう自分に言い聞かせて、今日は寝ようと思う。

大好きな「WHAT A WONDERFUL WORLD」でも聴きながら。



「WHAT A WONDERFUL WORLD」
I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself, what a wonderful world
I see skies of blue and clouds of white
The bright blessed day, the dark sacred night
And I think to myself, what a wonderful world
The colors of the rainbow, so pretty in the sky
Are also on the faces of people going by
I see friends shaking hands, saying how do you do
They're really saying, I love you
I hear babies cry, I watch them grow
They'll learn much more than I'll ever know
And I think to myself, what a wonderful world
Yes, I think to myself, what a wonderful world


薔薇とワイン

仕事中にネット検索してて、発見した。
僕の名前。

あるテレビ局のシナリオ大賞の1次審査通過者。
そのリストに僕の名前が!

きゃほう! (←仕事中なので、心の中で静かに叫ぶ)

まだ1次審査で、200遍くらいある中のひとつなわけで。
ようやく土俵に乗った程度。喜ぶにはまだ早すぎる。

でも、やっぱり嬉しかったから、早速彼氏にメール。

まだ1次審査だし、たぶん次で落とされるんだろうけど、ちょっとだけ嬉しかったからメールしてみたよ

彼氏から返信。

お前は「ちょっと」かもしれんけど、俺はずいぶんと嬉しい。今日はお祝いやな!

だって。



で、

家に帰ったら、テーブルの上に薔薇とスパークリングワインが置かれてました。


僕のことを、僕以上に喜んでくれる。

就職が決ったときも、資格試験に受かったときも、仕事で昇進したときも。
それで、知り合いに自慢げに言いふらすのだ。
「うちのやつがじつは…」といった感じで。
「そんなたいした事じゃないから…」と、こっちが恥ずかしくなるくらい。


wine.jpg

都々逸

最近、都々逸(どどいつ)について調べている。
シナリオを書く時の参考になるかなって思って。

それにしても、有名な都々逸を調べてみたら、けっこういいのがある。
特に男と女の都々逸は、きれい事を並べた和歌とちがって、生活感や真実味があって良い。

僕が特に気に入ったいくつかを、紹介してみます。

●嘘も言えない ほんとも言えぬ おまえが好きとしか言えぬ

●あんな女がどうしていいの おまえに似ているとこがいい

●惚れた数から振られた数を 引けば女房が残るだけ

●そこよそこそこ も少し奥と よがる女の背なを掻く

●たった一度の注射が効いて こうも逢いたくなるものか

●こうしてこうすりゃこうなるものと 知りつつこうしてこうなった

●逢うたその日の心になって 逢わぬその日も暮らしたい

●浅い心の女が前に 深いところがただ一つ


色っぽい(エロい)のも入ってますが、ま、それもアリってことで。


そして、僕が気に入ったNO.1都々逸は、これ。

●おまえ死んでも寺へはやらぬ 焼いて粉にして酒で飲む


こんなことを言われてみたいものだ。

喧嘩上等

今日、『恋のから騒ぎ』に倖田來未が出てて、
「自分のかっこよさに気づいてない人がいい」みたいなことを言っていた。


それを二人で見てて、
彼:「お前はかっこよくないから、どっちみちダメだな~」だって。

喧嘩上等。

さっそく仕返しに、あとわずかしか残ってなかった牛乳を飲み干してやった。

彼:「あ、あれ!?プロテイン用の牛乳は!?」
僕:「しらーん」

醍醐味

何の話か忘れたけど、何かの話をしてて、
僕らふたりの関係について、彼氏がこんなことを『素』で言った。

彼:「でも、俺ら、まだ始まったばっかりやからなぁ・・・」

その言葉に、ぽかーんとする僕。
理解できず、頭の中に???がいっぱい。



「なに言うとんねん?もう10年も経つのに」

そう言おうとして、はっと気づく。


そうか、この人の中では「もう10年」ではなく「まだ10年」なのだ。
僕とは時間の感覚が全然違うのだ。
僕なんかよりも、ずっとずっと長いスパンで物事を見てるのだ。



ずっと一緒にいて、彼氏のことはだいたい解ってるつもりだったけど、
それでも時折、こういう新しい発見があって面白い。


あ、この人は、こんなふうに考えてるのか。
あ、この人は、こういう人だったのか。
あ、この人には、こういう面もあるのか。



どれだけ時間が経とうと、それでもなお、
小さな発見のひとつひとつが生活のいたるところに散りばめられていて、
これこそが、誰かとつき合っていくことの醍醐味ではないかと思ったりした。

次の日も頑張れる

彼:「肩、揉んで~」
僕:「俺の肩を揉んでくれたら、揉んでやる」
彼:「わかった。揉んでやるから揉んでくれ」
僕:「いーや、信じられん。先に揉んでくれたら揉んでやる」
彼:「なんでやねん。俺が先に言ったんやから先に揉んでくれ」
僕:「そうやって、今までずっと騙されてきたんや。先に揉んでくれ」
(以下、同じことの繰り返し×3)
彼:「じゃあ、揉み合いっこしよ」
僕:「そんなんやったら、いらん」
彼:「最初から揉む気なかったんやんけ!」
僕:「そんなことない!先に揉んでくれてたら、ちゃんと揉んでたわい!」
(以下、こんなクダラナイ会話が続く)


寝る前の馬鹿トーク。
この時間があるから、次の日も頑張れる。

なんて、思ってみたり。

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さて。
今、時間は午前1時。

布団でスヤスヤ眠っている彼氏を眺めてみる。

僕より3つも年上なのに子供みたいな顔をしてる。
もともと童顔な人やけど、眠ってる顔はさらに幼い。

この人がいるから、次の日も頑張れる。


なんて、ちょっと「ありがたみ」を感じてみた。

絶対、本人には言わないけど。


(さて、そろそろ寝よう。この人の横で。)

にんにく男

朝、あまりの臭さで目が覚めました。
部屋中、マジで臭い。

実は、彼氏が昨日の晩に『焼きニンニク』を丸かじりして、臭いが部屋中に充満。

もう、マジでマジでマジで!くさい!
空気が黄土色に変色するくらいの勢いなのだ。

最近は、彼氏と一緒の布団で寝てるので、ほんまにもう耐えられなくて。

僕:「クサいねん!ぼけ!」と、彼氏を起こしたら、やつは無言で、
彼:「ぷはぁ~」 (←と、息を吹きかける)
僕:「・・・」 (←死にかけて、言葉もない)

今まで生きてきた中で、最も気分の悪い目覚めだった。

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