素晴らしき世界、その後

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明日、出発する。

Tからメールで正月の予定を訊かれたから、
「旅行に行くから一週間留守にするよ」と返したら、
それからメールが来なくなった。

これまでの経緯から察すれば、僕が彼氏とタイに行くのは、
だいたい想像がつく話。そりゃ、気分悪いよね…

また「もうええわ。別れよ」なんて言い出さなければいいのだが。

という不安を抱えたまま、明日、僕は出発する。

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丁寧に暮らす (2)

「丁寧に暮らす」
今年の最初に掲げた目標。

どれだけ仕事が忙しくても、
たくさん本を読んだり、趣味を持ったり。
交友関係も大切に。
ひとりの時間も大切に。
料理も外食に頼らず、掃除も洗濯もなにもかも、
ひとつひとつきちんと生活する、そんな凛とした暮らし。

ちっとも達成できなかった。

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今年読んだ本。たったこれだけ。
もうすぐ一年が終わるというのに、買ったものの、
まだ読めてない本がいっぱい。

というわけで、来年の目標は「丁寧に暮らすパート2」。

心が重い

正月旅行のこと、Tにまだ言ってない。

Tは正月、休みなしで働きづめらしい。
けれど、仕事終わってから僕に会いたいなんて思うかもしれない。
なんてったって正月だもの。

去年は「実家に帰る」ってことにしたけど、今年はなんて言おう。
まさか、彼氏と一緒にタイに行くなんて言ったら、
また「別れよう」なんて言い出さないとも限らない。

けれど、たとえ実家に帰ったとはいえ、正月のあいだずっと
連絡が途絶えるのもまた不自然な話で…

毎年恒例、同じことで悩む年末。
しかも、存在が大きくなった分、去年よりもさらに心が重い。

どうしよう…

ひと足先に

「じゃあ行って来るよ」
「うん、気をつけて」

成田空港の彼氏を、電話で見送る。

ひと足先に、彼氏はタイに旅立つ。
彼氏は向こうで仕事+お世話になった人たちと会って、
僕も、正月休みに入ったらタイに向かって現地で合流。

てな予定。

さてさて、今頃、飛行機乗ったかな。
そう思っていたら、彼氏からメール受信。

「なんかさあ、隣に座ってるババアの香水がキツイわ」
「あれ?まだ搭乗できないの!?」
「ううん、もう飛行機の中。もうすぐ離陸」
「飛行機の中は電源OFFやろっ!!(怒)」

クリスマスの出来事 (3)

「今、仕事終わった!」
Tからのメールを合図に、即効チェックして店を出る。
クリスマスの街を走って、急いで家に帰る。

僕の家の近くでTと合流。
Tがおなかがすいたと言うので、近くのラーメン屋へ。
「うまい、うまい」とふたりでラーメンをすすって、
そのあと僕の家で、まったりテレビ見て、エッチして…

最近、ちょっと太ったT。
横っ腹の贅肉をつまんだら、「こらっ」って笑った。
なんかすげえ幸せな気分。

別にクリスマスという行事を重要視しているわけじゃないけど、
うん、やっぱりクリスマスは「特別な人」と一緒にいたい。

それが、たとえ彼氏じゃなくても。

クリスマスの出来事 (2)

数少ないゲイ友は、今晩、デートらしい。
(ホントかどうか知らないけど)
ノンケの友達は家族持ちばかりで、誘えないし。
Tにはさりげにメリクリメール送ってみたものの、返信なし。

というわけで、
しゃあなしで、仕事帰りに行きつけのゲイバーへ。

ここに来ると顔なじみの常連客が誰かは来ているから、
それなりに騒いでるうちに、寂しさも紛れる。

ま、いいや。こんなイブも。

そう思いはじめたとき、Tからメール。

「今日、会える?」
「そっちは大丈夫なん?」
「もうちょっと仕事!終わったらメールするし!」

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クリスマスの出来事 (1)

誰もいない事務所で、ひとり留守番。
もともと今日は全社的に休みなのだが、誰かひとり留守番が必要で、
それを僕が買って出たってわけだ。

今日はクリスマスイブ。

仕事が入っていてよかった。
別に、クリスマスという行事を重要視してるわけではないが、
とはいえ、こんな日にひとりで部屋にいると、寂しくて仕方ない。

昼間に彼氏からメールが入った。


今日、世間はクリスマスらしいね。
こんな日にメールしないと、またオマエがうるさいからね。
メリークリスマス!


(「オマエがうるさい」とはどういうことだっ!(怒))

プレゼント

彼氏との電話を切ったあと、メールがやってきて、
見ると、それは彼氏からで、

「さっき言うの忘れてたけど、プレゼント」

と、仕事帰りに撮ったというクリスマスツリーの
イルミネーションの写真が添付してあって、

それを見たら、彼氏へのいろんな思いがいっぱい溢れた。

忘年会

「忘年会」と称して、昔からの友人が僕の部屋に集合。
スーパーで買い物して、チゲ鍋しました(またかよっ!)。

まるで、学生時代に戻ったみたく夜明けまで飲んで、
すこし寝て、朝方帰って行きました。


僕以外は嫁も子供もいるのに、この集まりのためにムリして時間つくって、
本当に、いいやつらです。

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凍え死ぬかと思たわっ!

昨日に引き続き、今日もTが泊めて欲しいというので、
夜中、部屋でテレビをぼーっと見ながら待っていたのだが、
そのうち「うたたね」してしまって大変なことになってしまった。

寒空のもと、僕のマンションの下で、何度も僕に電話したものの、
なかなか繋がらないから泣きそうになってたらしい。

僕:「ごめんごめん、うたたねしてて電話に気づかへんかった」
T:「凍え死ぬかと思たわっ!」

折りしも、寒波がやってきていて、週末まで寒い日が続くらしい。

チゲ鍋

「48時間寝ずに仕事やってん(泣)」とTの泣き。
夜勤明けに急な仕事が入って、帰れなかったらしい。
それでやっと仕事が終わって、うちに遊びに泊まりにきたってわけ。

「眠いけど、とりあえず飲まなやってられへん」とTが言うので、
近くの鍋料理屋でチゲ鍋つつきながら軽く一杯。
のつもりが、チゲ鍋があまりに美味くて、二杯、三杯…

いつのまにか、ふたりしてご機嫌になった。

その後、うちに帰って、少し寝て、夜明け前にエッチした。
2日間寝てないっていうのに、睡眠欲よりも性欲が勝るって、
Tはホント、元気だなと思った。

人生には楽園が必要だ

とはいえ、僕らは喧嘩したわけでもなんでもなく、
今日も電話で、楽しく正月のタイ旅行の計画。

「1日目は島へ行って、2日目はビーチでのんびり…」

あと2週間ちょいで「楽園」だね。
うん、西田敏行がテレビで言ってたもの。
「人生には楽園が必要だ」ってね。

求める未来が変わった

僕は、ふたりが遠く離れて暮らしていることを「不本意」だと思っている。
新幹線で往復3万円払わないと会えないこの距離を「不自然」だと思っている。
今の状態を「幸せか?」と聞かれると、「幸せなんかじゃ決してない」と答える。

けれど最近、どうもそう思っているのは僕だけなんじゃないかと思いはじめている。
彼氏は、僕が感じているほど、ふたりで一緒に暮らすことに執着をしていない。

「もういい歳の男同士が一緒に住むってのもなあ」と躊躇の言葉が漏れる。
彼氏は僕のことは好きだという。
けれど、それと一緒に暮らすということがどうも繋がらないように見える。

僕は、もしふたりが「家族」であるならば、「家族は一緒にいるべきだ」と思う。
求める未来が変わったのか、それとも彼氏は僕よりももっと現実的な目で、
ものごとを考えているのか。

確かに僕も、彼氏の言うことはわかる。
30歳をとうに越えた男ふたりが一緒に暮らす姿は、傍目に異常に見えるだろう。

ときどき、「ゲイカップルの将来像」てなことを、真剣に考える。
若いときはいい。けれど、これから歳をとって、その後、ふたりはどうすればよいか。
正直、僕にはその「将来像」が描けないでいる。

川越ぶらり旅

行くとこないね。
東京の観光スポット的な場所はたいてい行ったし、
かといっておしゃれな街とか歩いても、ちょっと違うし。

で、たまたま駅にあったポスター見て、急遽、川越に。
関西人からしたら、北関東って未知の世界なわけよ。
なんなのさ、川越って。
言うて、行ってみたら、うん、確かに小江戸だわ。
古い町並みが残っちゃったりして。

で、テレビ東京チックに、川越を「ぶらり旅」して、
帰りにレンタルビデオ屋でお笑いのDVD借りてきて、
彼氏の部屋でワイン飲みながらふたりでケラケラ笑いました。

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美味い

同棲していた頃と、今と、一番変わったこと。
それは、食生活。

ふたりのときに、あれだけ頻繁にしていた「鍋」も、
ひとりではなかなかできないし、やったとしても美味くない。
外食するにしても、ひとりでは入れないところのほうが多いし。

友達と一緒に食べることもあるけれど、それとこれとは話が違うんだな。

六本木ヒルズから帰ってきて、彼氏の家の近所の小料理屋で乾杯した。
彼氏と一緒に飲む日本酒の味は、全然違うんだな。

そう。
全然違うのだよ。
友達と飲むのとは。

うん。

美味い。

まじで、美味い。。。

向こうに見えるは東京タワー

仕事に行くTを見送ったのち、かばんに荷物をつめこんで、
彼氏に会いに東京へ向かう。

この状態を「おかしい」と思えるうちは、まだ僕の感覚は
麻痺していないということか。

3週間ぶりに彼氏に会って、六本木ヒルズの展覧会に行ったり、
街をぶらぶらしたり。

向こうに見えるは東京タワー。
てっぺんが霞んで見えないけど。

「一緒にいると楽しいね」

彼氏のまえでフツーでいられるのは、
僕の感覚が麻痺してしまったということか。

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「出張」

またまたTが残業でお泊り。

このところの深夜残業や飲み会で、相当まいっている様子。
「俺ってこんな生活してて、ほんまにええんやろか」
って、Tが弱音吐いたくらいだから、相当キツイんだと思う。
だいぶ疲れてるみたいだったし。

ま、エッチはしたけど。。。


そして、明日から僕は彼氏に会いに東京へ。
Tには一応「出張」ってことで。

もう!死にかけた!

翌朝の仕事が早かったものだから、けれど、だからといって、
なんとはなしに断りづらくて、Tの「泊めて」メールを無視した。

夜中に来られたら、寝不足になって、次の日の仕事に差し障る。
フツーの日だったらそれでもいいが、けっこう大切な仕事の日で。

翌朝、しれーっと「ごめん。今、起きてメール気づいた」
って送ったら、「もう!死にかけた!(泣)」って返ってきた。

職場に戻って、ソファで寝たのだそうだ。

「ちょっと、悪いことしたな」と思いながら、出勤。

Tからのメール(1)

おはよ~!
連続の泊まり、ありがとうな!
昨日はひさびさに酒もなく、自分の布団で爆睡zz
んで、今日はまた仕事っす

引き返せない

そして、また3連チャン。

年末ということもあって、Tは接待や飲み会で忙しく、
そのたびに終電を失くして、僕の部屋に来る。
(僕の部屋があるから、終電を逃しているフシもある)

まるで一緒に住んでいるみたい。
夜、一緒にテレビを見て、一緒に寝て、一緒に起きて…
そして、Tを見送ったあとに、思う。

きっともう、引き返せない…

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